先週公開されたばかりの 「コンプリシティ~優しい共犯~」
というタイトルの映画を観てきました。
どんな内容の話かというと日本に技能実習生としてきた中国人の若者が日本で生活する話。
内容も内容なので残念ながら主要な映画館では上映しておりません。
ちなみにざっくりとした概要ですが、
技能実習生で来日 →失踪 →裏社会で小銭稼ぎ →斡旋を受けて真面目に蕎麦屋で働く →後にオーナーには主人公が不法滞在者だと気づかれるが匿われながら働く →財布を無くして警察に目を付けられる → 逃げつつ、自分の人生を生きる
ような感じです。
来日して語学力もままならない外国人のその時その時のコミュニケーションの苦悩や、徐々に成長していく様子が上手く描かれていたと感じました。
私たちが関わる彼らの気持ちを少しでも勉強できたかな、という映画でした。
お時間があれば是非。
てっきり、技能実習生制度や外国人労働者が悲惨な目にあっている!ということだけを言いたい映画かなと観る前は思っていましたが、そんなことはなく、好印象でした。
それにしても、劇中では在留カードや戸籍を販売する業者と関わるようになってしまい、失踪した外国人はかなり息苦しい生活をすることになってしまいますので気の毒ではありましたね。
数年後には特定技能の映画ができるのでしょうか。
それでは