EPA介護福祉士国家試験の結果

こんにちは。

第32回介護福祉士国家試験の結果が厚生労働省から発表されました。

その中で、経済連携協定(EPA)の介護福祉士候補者の合格者は337名で合格率は44.5%という結果でした。

第32回介護福祉士国家試験におけるEPA介護福祉士候補者の試験結果(厚生労働省)

各国で見てみると、受験者数はフィリピンが1番多く、合格率は受験者数が1番少ないベトナムが最も高くなっています。初受験の人数で見てみると、第30回も第31回もベトナムが1番合格者が多いですね。

 

(画像クリックで元リンクの厚労省のPDFが開きます)

ベトナムの合格者数が多い理由はなんでしょう?

ベトナムは、訪日前日本語研修を12ヶ月行い、日本語能力試験のN3以上合格者が対象になっています。(フィリピン、インドネシアは訪日前日本語研修6ヶ月で日本語能力試験N5程度以上が対象)また、訪日後日本語等研修が約2.5ヶ月で、訪日前日本語研修を合わせると14.5ヶ月になります。フィリピン、インドネシアは訪日後日本語等研修が6ヶ月で訪日前の研修と合わせると12ヶ月ですので、ベトナムは日本語を学ぶ機会がフィリピン、インドネシアよりも多くなっています。

 

(画像クリックで元リンクの厚労省のPDFが開きます)

この日本語レベルの高さが合格者が多い秘訣なのでしょうか。それとも勤勉な国民性?

この仕事を始めて外国の方を関わることが多くなり、みなさんのスキルやスペックの高さに尊敬するばかりです。母国語と日本語ができるってことが凄すぎるし、更に介護の勉強も…見習うことばかりです。

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