こんにちは。
今日はタイトルの通り、日本の監理団体が許可を取り消されてしまったようです。
埼玉県と千葉県の監理団体ですが、技能実習生が失踪したらベトナムの送出し機関が監理団体に賠償金を支払わせる裏契約を締結していたようです。
結局、失踪リスクが少なからずあるという理由で、送り出し機関が実習生本人に最初に支払わせる応募手数料に費用が上乗せされてしまっている可能性があります。
今回のケースは、先月にベトナム政府認定送出し機関から除外された送出し機関2社と関係していた監理団体が認可取り消しになったわけです。
ベトナム政府と日本政府は密なやり取りをしているのだなとあらためて認識しました。
一概には言えませんが、外国人労働者のベトナム人人気の背景にはこのような「裏契約」や多数の監理団体へのキックバックが存在しております。
結局、そのお金はベトナム人本人が送出し機関の営業に要求されて支払うケースもよく聞くところです。
弊社では日本で頑張りたい、頑張っているベトナム人のサポートもやっていくところではありますが、
このような「負債」を抱えさせたくないという企業様に対しては、やはりフィリピン人の方が向いているのだと思います。
フィリピンは諸手続きが他国と比べてもしっかりしていて、海外へ働きに出ている方々も管理しています。
会社の方針やコストなど、何処に重点を置くかだと思いますが、なぜ同じ人間を採用するというだけなのに採用などの費用に差があるのか、、、などなど一度考えてみて頂ければと思います。
それでは。
(リンク)ベトナム国政府認定送出機関リストからの一部送出機関の削除について 法務省